「嫁」をやめたので、稼ぎます。

嫁をやめたら、世帯主。子どもと二人三脚の日々。

1年半タイムカプセル

季節柄、卒業式とか入学式とか
制服とか体操服とかが
よく話題になってて。

そういえば1年半くらい
体操服着てないなー
もうサイズアウトしてるよなー
保健室に寄付するかー
と思って出してみたら。

・・・アカン!!!

襟ぐり。肩周辺。胸のあたり。
汗やら鼻水やら、ふいたあとか?
めっちゃシミになっとる!
白い体操服、汚れが目立つ!

ということで、
上着は小さく切って
エスにしましょうかね。
ズボン2着は寄付。

畳んだ時にカサッと音がして
ポケットから出て来たのは
キャンディが入ってた袋。
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この状態で入ってた。笑

そのまま洗濯したっぽい・・・

これ学校で食べたん?
って息子に聞いたら、

まなびぃ(放課後の英会話教室)の
ご褒美でもらって、
児童館行く途中で食べて
ポイ捨てしたらあかんから
ポケットに入れたと。

よぅ覚えてんなアンタ・・・

帰宅後、ポケットからゴミを出すのは
忘れてたようです。笑

FPってすごい

FP(ファイナンシャル・プランナー)3級の試験を
週末に受けてきました。

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自己採点の結果、合格・・・っぽいよ。
マークミスがなければ。

合格発表までソワソワするなぁ。

試験問題と模範解答は下記で見れます。
FPってどんなんか興味のある方はどうぞ。

www.kinzai.or.jp


金融に関する知識って
ほんまに難しくてややこしくて。

3級は全部選択問題だから
回答自体はマルだったとしても
覚えてる内容はまちがってたりする。

例えば、文章の中でここが違うだろうと
「誤り」を選択して、それは正解なんだけど
実際にはそこは合ってて、違うところが誤りとか。

たぶんこっちかな〜って
カンで回答した問題、多数。
はい、そうです。本番に強いタチです。
今までわりとそれで切り抜けてきた。笑

で。

仮に3級合格したとしても
さらに勉強しとかんと
全然役に立たへんよな〜私。と思う。

曖昧な知識のまんまじゃ、
なーんもでけへんわ。
えらいこっちゃ。

というのも。

今日、あるお客様のお宅へ伺ったときに
同行してもらった育成主任の話を
隣で聞いてて、鳥肌立って。

プロってすごい!と思ったわけです。

そのお客様、昨年の秋にご主人を亡くされてて
相続税の支払いが3月にせまっている。

加えて、お子さんがいらっしゃらないので
ご自身が亡くなったあとに
法定相続人の姉妹2人で財産を分けるとなると
「相続」が「争族」になりはしないかと
えらい心配されてるわけです。

お客様としては、可愛がってる姪御さんに
多く渡したいけど、法定相続人ではないから
税金も抑えつつ上手に渡す方法を知りたい。

そこでFPの出番なわけですよ。

テキストに載ってたあれやこれやが、
なるほど、こういう風に活かされるんか〜!と
もう、感動モノでございました。


3年前に世帯主になってから
つくづく感じるのは。

税金や法律のことを全く知らないまま
大人になってるって
すごく問題やな〜ってこと。

それで損してることが
少なくないと思う。

子どものうちから当たり前に
税金とか法律のこと
つまり暮らしにまつわることについて
聞いたり話したり考えたり
する機会があったら

大人になってから抱える悩み事の
半分くらいは解消するんちゃう?

だから、そのためにやりたい。
こどもとおとなのための
お金の教室。

こうやって、宣言しといたら
できる気がする♪

「非日常」の頻度

週末は尼崎の公民館で
やすとみ歩さんの講演会&交流会がありました。

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安冨歩さんを囲んで

白いワンちゃんに手を伸ばしているのが
やすとみさんです。

NPO法人はち」さんの2日連続企画。
私たちは2日目だけの参加でしたが
両日参加されている方も多数。

子どもたちは外でひたすら走り回って遊んでおりました。

もともと中学校だった「大正おもしろ広場」では
なんとなんと、ヤギを飼っていて!
(草を食べるから除草がいらないらしい)

瞳が横向きで怖かったーとか
草をやろうとしたらどつかれたーとか
帰り道、なんとも楽しそうに話してくれた息子。
お友達も出来たし、よかったよかった。

ただ、問題が1つ・・・

楽しい時間を過ごした次の日は
疲れてしまって朝からグッタリの息子。

私も疲れやすい体質だから
気持ちは分かる。
電車やバスに乗って出かけることは
「非日常」だから、毎日はしんどい。

平日も、子どもたちが集まる場所へ
連れて行くことがあるけれど

正直なところ
家にいてくれた方が楽だったりする。
あれこれ準備しなくていいし
経済的なこともあるし。

日中、一人で留守番するよりは
できれば外で遊んできてほしい。
それはあくまで
私の想いであって

選ぶのは息子自身。

選択肢が全くないよりは
どれを選ぶか迷うくらいのほうが
いいのかもしれない。

ただ、その中で
優先順位を見極めるのが難しい。

欲張って
あれもこれも・・・と
ならないように
気持ちはセーブしつつ

私と息子、どちらもしんどくない
「ちょうどいい」ポイントを
探っているところ。

一発合格めざします

来年1月に受けるFP試験
(FP:ファイナンシャルプランナー)の
研修が始まりました。

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FP参考書&問題集

会社指定の参考書と問題集。
この資格を持ってないと
外貨の販売ができないので
絶対合格しないといけません。

出題項目は、大きく分けて6つ。

・資金計画と社会保険
・保険によるリスク管理
・金融資産運用
・税金
・不動産
・相続と事業承継

いつかシングルマザー向けの
シェアハウスを作りたいと思ってるので
この資格が役に立つかもしれないぞ♪

試験日当日は、午前中に学科試験、
午後から実技試験(計算問題)があります。
もう、数字ばっかりで、頭がクラクラ・・・

小学校の時に習った分数やら少数やらが
今になって必要になるとは思いませんでした。
公式もいっぱい出てきます。

そういえば、3年生の時の担任に
なんでこの公式を使うのかと聞いたら
そんなことは考えなくていいから
とにかく使ったらいいのよと言われて
算数が嫌いになった覚えがある・・・

まぁ今回のは公式といっても
具体的な金額とか割合とかを扱うから
いわゆる四則演算だけです。
ルートやらシグマやらは出てきません。

ということで、しばらくのあいだ
電卓とオトモダチ。

実は電卓のメモリ機能よりも
そろばんの方が優秀だったりする。
複数の計算を同時に扱えるのが
そろばんのすごいところなわけですよ。

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30年経っても使えます

久しぶりにパチパチやってたら
息子が「僕もやってみたい」だって。

近所のそろばん教室行ってみる?

FP試験をそろばんで受ける人は・・・
さすがにいないだろうなぁ(笑)

冬の野菜は白ばかりじゃない

毎週末、神戸市西区の
農家さんのお野菜を
自宅まで届けてもらっています。

夏は色の濃い野菜が多く出回りますが
冬はどちらかというと白っぽい、
薄い色の野菜が増えますよね。

ところが今回は、黒キャベツと黒大根!

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黒キャベツと黒大根

黒キャベツの葉の色、めっちゃ濃い!!
そして無農薬の証、虫食いの跡が♪

イタリア原産の結球しないキャベツで
「カーボロネロ(cavolo nero)」っていいます。
青汁によく使われる、ケールの仲間。

1枚の葉が30cm以上もある
とっても大きな野菜です。

調べてみると、ミネラルが豊富なんだとか。
火を通すとコクが出るらしいので
鶏肉と一緒に炒めてみました。

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黒キャベツの鶏肉炒め

葉っぱの色がさらに鮮やかになって
ほうれん草みたいです。
肉厚の葉なので、歯ごたえもしっかりしています。

パスタにも合いそうですね。
また使ってみよう♪


黒大根は、外側は真っ黒だけど、中は真っ白。
タマネギと一緒にスープにして頂きました。

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黒大根とタマネギのスープ

皮のまま入れたら、ぱっと見、里芋みたいですね。

ほのかな甘みと、舌の上に残る
キリッとした辛さのバランスが絶妙。
ほくほくの食感は、大根よりもカブに近いです。

水分が少ないので
大根餅にしても美味しいかもしれません♪

黒大根の旬は2月頃までとのこと。
次に注文した時は、また違うメニューで
楽しんでみようと思います。

以上、めずらし野菜シリーズ、第3弾でした。

放課後の居場所問題を考える

尼崎市の東の端に昨年の夏オープンした
放課後等デイサービス
『ウィズ・ユー尼崎額田(あまがさき ぬかた)』に
見学に行ってきました。

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ウィズ・ユー尼崎額田(あまがさき ぬかた)

ウィズ・ユー尼崎額田 | 放課後等デイサービス「ウィズ・ユー」


三角の屋根が可愛いですね。
よくある、ビルやマンション1階の
狭い空間ではないのが
「ウィズ・ユー尼崎額田」の素敵なところ。

なぜこんなことができたかというと
この土地の所有者さんご本人が
施設のオーナーをされているんです♪

亡くなったお母さんから相続した土地を
地域のために活用したいということで
「ウィズ・ユー」のフランチャイズ
加盟されたという経緯があります。

実はそのオーナーさん、私の母の友人で
開設前に私も少し相談に乗ったりしていました。

オープンしてから、なかなか行けないまま
1年以上経ってしまったのですが
先日、ようやく立ち寄ることができました。


放課後等デイサービスというのは、
児童福祉法」に基づく
障害児を対象とする支援施設のことです。

身体障害や発達障害等を持った子どもたちが
学校が終わった後にも安心して通えるため
子どもたちにとっても保護者にとっても
本当に有難い場所なんですよね。


この施設自体は兵庫県尼崎市にありますが
お隣の大阪市豊中市からも
児童さんが通われているとのことで
送迎地域はかなりの広範囲になってます。

運転免許を持っていないスタッフもいるらしく
オーナーさんは送迎にかかりっきりでした。

低学年の授業が終わる頃に小学校へ迎えに行き、
施設へ子どもさんを送り届け、
次に高学年の子どもさんを迎えに行き、
5時になったら順番に自宅へ送るという
まさに行ったりきたりの毎日だそうです。

送迎専門のスタッフを雇うのも難しいらしく。

送迎先では保護者の方との
密なコミュニケーションが必要なので
人当たりの良さや社会性だけでなく
保護者の話を傾聴する力も求められます。

ただ「運転ができる」だけでは仕事にならない。
それが支援施設の送迎スタッフなんですね。

保育士やヘルパー等の資格を持っていて
ウィズ・ユーのお仕事に興味がある方は
ぜひ応募してみてくださいね。

 

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ウィズ・ユースタッフ募集中

求人スタッフ募集 | 放課後等デイサービス「ウィズ・ユー」


さて、施設の中を見てみましょう。

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ウィズ・ユー尼崎額田 間取り図

正面の階段の横には、ゆったりしたスロープ。
車いす利用者でも安心です。

入り口を開けると広がるプレイスペースは
とても開放感があります。
ボール遊びも余裕で出来る広さ。

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広々としたプレイスペース

奥には広いトイレが2つあり、
可愛い壁紙が貼られていました。

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広くて可愛いトイレ

こちらは学習スペース。

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学習スペース

このスペース、開設当初は
設けていなかったそうです。
なぜ設置したかというと・・・

先に来所して宿題を終えた
低学年の子どもたちが騒ぐので
高学年の子から『集中できない』
という訴えがあったんですって。

そこで、机と椅子を並べた場所を
1部屋確保したというわけ。
扉があると、蹴ったりして
かえって集中力がそがれるため
あえて外してあるのだそうです。

利用者さんは「受給者証」を持っているので
利用料金の1割が自己負担。
残りの9割は自治体の負担になります。

世帯収入によって上限があり
約900万円以下の世帯だと
1ヶ月の上限は4600円。
ただし、おやつ代は別途必要です。
そのあたりは児童館等でやっている
放課後児童クラブと同じですね。

利用料の詳細についてはこちら。

ご利用料金について | 放課後等デイサービス「ウィズ・ユー」


民間の習い事に毎日通うというのは
経済的にも負担が大きいですし
子どもにとっては楽しい事ばかりではなく
ストレスが溜まってしまうこともあります。

ウィズ・ユーを利用している子どもたちは
管理された学校の中でのストレスを
ここで思う存分発散するんですって。

子どもたち自身が「行きたい!」と
思える施設って、本当に素敵ですよね。


実はオーナーさん、この事業を始めるまで
こういった施設があることも
ご存知なかったそうです。

どういう人が利用しているのか?
受給者証ってなに?

そこから始めて、まさに手探りで
運営されているとのこと。
頭が下がります。

身体障害はもちろんのこと
発達障害自閉症スペクトラムや、
ADHD学習障害など)の子どもさんは
「みんなと一緒に」同じ事をするのが
難しい場合があります。

たとえ受給者証を持っていなくても、
困難を抱えながらも「無理して」周りに
合わせることの出来てしまう子もいます。

そんな子どもたちは、
毎日、ものすごいストレスを抱えて
生活しているんですよね。

まだまだ数が少ない支援施設ですが
もし学校ごとに設置されたら
送迎の必要性も半減しますし
なにより保護者の安心感が違います。

うちの息子のように、
普段は学校へ行っていない
ホームスクーラーの子どもたちも
気軽に利用できる場所が
同じ学校内にあったら。

学校の友達との接点も持てるし
教室に行きたくなったらいつでも行ける。

空き教室を活用するなどして
そんなことができないだろうかと
考えています。

なかったことには出来ない

裁判の傍聴に行ってきました。
性暴力被害の、原告側の応援です。

法廷というのは、つくづく
社会の縮図だと感じます。

弱い立場の人が、
我慢に耐えきれず声をあげても
強い立場の人は平気でウソをついて
それをなかったことにしようとする。

これって日本中で、いや世界中で
起きていることなんですよね。

「そのくらいのことで」
「たいしたことないやろ」って
加害者は思ってる。

下手をすると、周りの人も
そんな風に思ってることがある。

「黙っといたらええのに」
「減るもんじゃなし」

とんでもないです。

目に見えて減ったものはなくても
心のエネルギーは
根こそぎもって行かれてます。

「命」が減ってるんです。

被害に遭った時の事は
忘れたくても忘れられない。

怖くて怖くて、何度も何度も
フラッシュバックを起こし
生きているのさえつらくなり
それで日常生活自体が
送れなくなる人もいる。

謝って済むことじゃないんです。

その人の尊厳を傷つけたということが
たぶん裁判が終わっても分かってない。
ほんとに悔しい。

たとえ慰謝料を受け取れたとしても
魂の奥底に受けた傷跡は消えません。

自分の立場を守る為にウソを重ねても
なかったことにはなりません。
被告の言動には怒りしかありません。

大人としても、社会人としても
あり得ない行動の数々に
傍聴席で頭から湯気が立ちそうでした。

「むかつく」って言葉がありますが
腸(はらわた)が煮えくり返るほど
怒りを感じると、本当に
吐き気をもよおすんですよ。

ここまで「むかつく」ことって
そうそうないんじゃないかと思うくらい。

自分の調停の時の方がまだ冷静でした。

閉廷後、あまりに気分が悪くて
そのまま帰ってしまったら
関係ない息子にまで
とばっちりが行く気がして

同席した友人と1時間ほど
コーヒーを飲みながら話をして
ようやく落ち着きました。

Kちゃんありがとう。
話を聞いてくれて。
クールダウンにつきあってくれて
ほんまに感謝です。

人は「怒り」を感じても
6秒待ったら少しおさまる
なんて言われてますが
(アンガーマネジメントの手法)

あまりにその振れ幅が大きいと
3600秒でも全然足りませんでした。

被害女性のご家族の心情を思うと
怒りと同時に涙が出てきます。

勇気を出して訴えたこと
相手側の弁護士の
意地の悪い質問にも
堂々と答えていたこと
彼女の強さにはただただ頭が下がります。

本当に本当にお疲れさま。

次の公判は年明けです。
加害男性にはきっちりと
罪を償ってほしい。

そして、
こんなにもつらくて
しんどい思いをする人が
1人でも減るように

弱い立場の人がためらわず
声をあげられる社会に
していきたい。

同調圧力なんてクソくらえ!

#Metoo
#Withyou